« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月30日 (木)

長野

長野
昨日、今日と長野の中学校での「本物の舞台芸術鑑賞事業」を行っております。

東京の感覚で参りましたらさ、寒い〜(>_<)今年一番の冷え込みで夜は9℃でした。

昨日の学校は生徒数100名程でしたので舞台を取り囲むようにゆったりとご覧頂けました。

皆さんとても熱心に体験も積極的に参加してくださいました。

この事業もあと3校なので気を抜かずに頑張って勤めて参ります。

| | コメント (0)

2008年10月28日 (火)

松虫

1

本日の県民能「松虫」のシテは無事に勤められました。昭和59年以来24年ぶりのシテでしたが、地謡などではしばしば出ていたのでそんなに遠いという感じでは無かったですね。

ツレの長男も頑張って勤めていました。でもちょっと最近大きく(!!)なってきたので気を付けて貰わないと座るのがしんどくなりそうです・・・

前シテは直面なので汗が気になりましたが、歳のせいか最近あんまり顔に出なくなってきましたので助かりました。またこの曲は、笠を脱いだり被ったりするので髪型が乱れ、写真で見るとがっかりすることが多いのですが、先日名古屋で美容院に飛び込みでカットをして貰ったときに「ヘアースプレーが効きますよ」と言われて使ってみたら、バッチリでした。

後シテの装束は袷法被(あわせはっぴ)の上に縒水衣(よりみずごろも)を重ねてみましたが、私の所には「大水衣」が無いため普通の縒水衣を重ねたので一寸面白い風情になっていました。終演後の質問でもそのことについて聞かれたので、楽屋内の事情もお話ししましたらとてもウケました。

面も「千種怪士(ちぐさあやかし)」を久しぶりに使いました。かなり人間くさい顔をしているのでこういう曲には良く合っていたようです。ただ、私の顔には合わないようで、正面を向いていても顔が横を向いているような感じの視野なので、とても気を遣いました。

おかげさまで舞台改修後はお客様の入りもまずまずなので、いよいよ始まる展示の方も順調に行けば良いなぁと思っております。

| | コメント (0)

2008年10月24日 (金)

学生能

昨日豊橋から帰って参りました。先週の木曜日(16日)から8日間で7公演という慌ただしいスケジュールでした。しかも平日は静岡~愛知~岐阜の中学校での公演で土曜日は矢来での催しと移動が多かったので流石に疲れました・・・毎日「安達原」なので気分的には楽なのですが、逆に慣れからミスが無いように気をつけるので変な疲れ方になりました。

でも多くの生徒さんたちに能楽に触れていただき、この「本物の舞台芸術体験事業」はとても意義のある文化庁事業だと感じました。小学校での公演はかなり不安でしたが、お子さんたちもそれなりに真剣に見ていてくれましたし体験にも積極的に参加してくれました。

少々気になったのは監督する立場の先生方の鑑賞態度・・・ずっと生徒の後ろで携帯電話をいじっていたり(たぶんメールしてたんでしょうね)上演中に口も塞がずに大あくびでは生徒の方もテンション下がりますし、舞台上の役者も良い気持ちはしませんでした。

もちろんほんの一部の方の行為なのですが、師と呼ばれる以上生徒の前では気を抜かずに振る舞っていただきたいものです。私は面をかけているので見えませんが、かなりの仲間から苦情というかがっかりしたとの話を聞かされて残念でした。

今日は「華の座」と言う女流能楽師の皆様の会に「花月」の地頭としてお招きを受けその申し合わせに行って参りました。久しぶりに謡う曲でしたが小品ながら面白い曲ですね。本番は11/1の土曜日に水道橋の宝生能楽堂ですから興味のある方はぜひお問い合わせくださいませ♪

明日は自宅で稽古の後最終便で高知に向かいます。お天気が回復すると良いなぁ

| | コメント (0)

2008年10月15日 (水)

入違之伝(いれちがいのでん)

本日の「能を知る会 東京公演」は無事に終了いたしました。ご来場賜りました皆様には心より御礼を申し上げます。心配していたお天気も大丈夫で、お客様の出足もまずまずでした。

結構勤めている「土蜘蛛」ですが、今回は「入違之伝」と言う小書(特殊演出)を附けましたので初めての演出でした。普段は頼光に切られたシテはそのまま幕に走り込みますが、この小書ではシテが後見座に座り追ってくる頼光をやり過ごします。

01

そして改めて逃げようとすると幕から走り出てきた警護の侍「独武者(ひとりむしゃ)」と鉢合わせ!暗闇に紛れて脇をすり抜けようとすれ違った瞬間、独武者に蜘蛛の巣を吹きかけシテは幕に走り込んで消えます。やってみたら面白かったですね。

蜘蛛の巣も不発弾無しに綺麗に出ましたし、トモの長男も無難に役を勤めてくれました。

この小書が附くと装束も赤頭が黒頭に、後シテの装束が紅入から紅無にと変わります。これは赤頭の時は赤地の袴(半切)、黒頭の時は紺地や萌黄地の袴になるからなんです。ちょうど良い色目の法被が無かったので師匠家から拝借いたしました。

また、今回は初めて国立能楽堂の「字幕システム」を使用いたしましたが評判は良かったですよ。でも横書きは年配の方には読みにくいというご批判も頂きました。この辺りはまだまだ改良の余地が有りそうですね。でもたまたま帝国ホテルのコンシェルジュさんからご紹介された外国人の方がみえていましたので英語版があるのはとても喜ばれました。

明日は浜松で文化庁の「本物の舞台芸術体験事業」で「安達原 黒頭」を舞って参ります。明日スタートして神奈川・静岡・愛知・岐阜・長野で3週間で10公演を行います。私はそのうちシテが六番。頑張って勤めて参ります!

02

| | コメント (0)

2008年10月11日 (土)

字幕システム

早いもので10月になってしまいました。先週末は名古屋九皐会から四日市での学生鑑賞会がありずっと留守にしておりました。その間に師匠の奥様がお亡くなりになりご葬儀にお伺いできなかったのが本当に心残りでした・・・

今月は玄人会での能が20番!そのうち私が勤めるシテが6番と大忙しです。明日は九皐会で「三輪」の地謡を謡って参ります。

来週の15日(水)には国立能楽堂での「能を知る会 東京公演」があり「土蜘蛛 入違之伝」のシテを勤めます。この日は国立能楽堂が導入した「字幕システム」を当会としては初めて使用いたします。狂言「二人袴」と「土蜘蛛」は開演中座席正面にあるテレビモニターで字幕を見ることができますので興味のある方はぜひいらしてみてくださいませ。

この日は馬場あき子様による講演もあり、私の終演後の質疑応答もございますので初めて能をご覧になる方にはとてもわかりやすい催しとなっております。まだ空席もございますのでぜひご来場くださいませ。

月中からは文化庁の「本物の舞台芸術体験事業」が始まり、神奈川・静岡・長野・愛知・岐阜で公演を行います。今月に入ってから能の講演をしたのが9回。この後今月だけで11回講演が入っています!色々な方に能について興味を持っていただけるのは嬉しい限りですが、あんまり連続するとこの話を今したのかさっき他の方に話したのかわからなくなってきました(笑)

以前から「早口」と言われていて治すように努力はしていますが、時間に追われたり興奮してくるとドンドン早くなってきます・・・気がついた方は遠慮無く「早い!」とご注意くださいませ♪

| | コメント (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »