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2009年6月21日 (日)

変身二態

本日の「能を知る会 東京公演別会」無事に終演いたしました♪ご来場下さいました皆様に心より御礼申し上げます。

問題の「現在七面」はあちこち省略を入れたにもかかわらず90分かかりました・・・課題だった物着もまずまずの時間で完了しましたが、その際に下の面のアテ(角度調節用のクッション)がずれて自分では面の角度が全然わからなくなってしまいました!

楽屋に帰ってから「上向いてたよ!?」と言われましたので今度DVDが来ましたらじっくり見直したいと思っています。

もう一番の「大会」もスカッと50分で終わりました。私が地頭を勤めさせていただきましたのでお囃子方にお願いして後シテも緩急を附けさせていただきましたが、終演後に「結構面白かったですよ」と言って頂けて嬉しかったです。

こちらも早変わりの物着はバッチリ!結構見せ甲斐のある曲でした。

しかし今日の後見はどちらの曲も大変でしたね・・・みんな早くから楽屋入りして装束のチェックと物着の工夫に余念がなかったですし、大会は一度全部着てみて大勢の目で見ての手順確認をしていました。

また皆様からのご感想を楽しみにお待ち申し上げております♪

Smg_2754 ←この衣裳&面&鬘の中に(「現在七面」後シテ・蛇神)、↓の衣裳&面&鬘を着けていました(「現在七面」後シテ・龍女)。

(撮影:渡辺国茂氏)

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2009年6月19日 (金)

お、重い・・・

本日は日曜日に国立能楽堂で催す「能を知る会 東京公演」の申し合わせでしたが、「現在七面」のシテと「大会(だいえ)」の地頭と言うかなり無謀な配役を自分で決めて自爆してました・・・

現在七面は今回で3回目ですが、七年ぶりなので記憶の賞味期限はとっくの昔に切れてまして覚え直すのに一苦労でした。昔父が「四十を過ぎて覚えた曲は使い物にならないくらい忘れるぞ!」と言っていたのが納得できてしまいました(笑)

今回は「変身する能」と言うテーマなので両曲とも舞台上でシテが装束を一気に着替えるという演出で選ばれています。「現在七面」は本来ならばイロエと言う囃子で着替えるので十分な時間があるのですが、今回はあえてごく短い時間での物着に挑戦します。

そのために本日の申し合わせも全部装束を着て行いましたが、やっぱり私も歳を取ったのでしょう・・・物凄く装束が重く感じました!まぁ普通でも重い組み合わせの装束をほぼ二組着込むのですから実際に重いのですが、前回とは比べものにならないくらいしんどかったです!

でも後見がいろいろと工夫をして下さっているので当日はスカッと装束を脱ぎ捨てて変身したいと思います♪

「大会」はできるだけ面白い地謡を謡いたいと思っております。重厚さが大切な曲ではありますが、ただ「ゆっくり」にならないように力強く謡います。まだ当日券もございますので興味のある方はぜひお越し下さいませ。

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2009年6月14日 (日)

半蔀

本日の県民能「半蔀」は無事に終演いたしました。ご来場賜りました皆様には心より御礼申し上げます。

0614_011 先週秋田で舞ったばかりでしたが見所の近い鎌倉能舞台では緊張の度合いが違います・・・作物の出入りでもシテは大口(袴)を履いていて幅が広くなっていますので、一寸作物に触れただけでもお客様にわかってしまいます。

しかも近年若い人たちの体格が良くなっていて装束が巨大化しているので尚更神経を使います。でも後見がとても気を遣ってくれていたので無事に通過することができました♪

昨日の今日で気をはっきり持たないと身体がふらつきそうでしたが自分なりにしっかり舞えました。来週には「現在七面」のシテが控えているのでもう一度気を引き締め直して良い舞台を勤めたいと思います。

0614_005  能面を二面重ねて掛けて装束を二組着るという重装備ですから体力も整えなくてはいけませんね。まだまだ空席がございますので当日券でも大丈夫ですから興味のある方はぜひご来場下さいませ。

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2009年6月13日 (土)

俊寛のツレ

本日は九皐会例会でした。「氷室(ひむろ)」「俊寛(しゅんかん)」の二番立てで私は氷室の後見と俊寛のツレ、丹波少将成経でした。

氷室は出るどころか見るのも初めて!後見で役の謡を覚えるのが一苦労・・・上演中は誰も絶句しないことをひたすら後見座で祈ってました(笑)中入が舞台上の作物なのでシテと二人が中に入っての着替え、狭いし暑いしで大変でした。しかも演出で周りの幕を二枚重ねたので更に風通しが悪く、シテが終わってから「氷室じゃなくて蒸し風呂だった!」で楽屋内大ウケでした♪

で、俊寛はシテももう一人のツレ康頼も何度も勤めていますが成経は初めて。逆に緊張して疲れました・・・一寸したタイミングで印象がガラリと変わってしまうので今ひとつしっくりこなかったですね。兄弟子H師のシテで兄弟子K師が康頼でしたから年齢層高めの俊寛で、囃子方の先生から「申し合わせではシテが三人出てきたかと思った」と笑われました。でも本来はこういうメンバーの方が良いのではないかとも思える舞台でしたね。

明日は県民能で「半蔀(はじとみ)」のシテを勤めます。可憐な花の精になれれば良いのですがサボテンみたいになったらどうしましょう!

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2009年6月 9日 (火)

秋田

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先週の土曜日に毎年お伺いしている秋田県大仙市での「唐松城薪能」に出勤して参りました。

今年は生憎のお天気でしたがお客様は雨に濡れながら最後まで熱心に鑑賞してくださいました。

私の「半蔀(はじとみ)」と兄弟子G師の「猩々」と言う番組でしたが直前までみんなで猩々を「乱(みだれ)」にするかで盛り上がってました!

今度の日曜日(14日)には鎌倉能舞台でも「半蔀」がございます。まだ空席もございますのでぜひ紫陽花を見がてらに鎌倉へお越し下さいませ♪

それと前回の公演の際に県民能でも指定席を導入とお話しいたしましたが、やはり年度途中の変更は難しく、来年度からの実施となりました。申し訳ございませんがご了承下さいませ。

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