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2011年6月19日 (日)

自然居士&葵上

本日の「能を知る会 東京公演別会」は無事に終演いたしました。御来場賜りました皆様に心より御礼申し上げます。

葵上は「梓之出(あずさので)」の小書を附けていたしました。もう何度となく勤めている曲ですがやはり面白く難しい曲だと思います。ツレには長男を使いましたが少しずつ成長してくれていて嬉しく思いました。

もう一番が「自然居士(じねんこじ)」でしたので小袖を舞台に置く事と数珠が両曲にあったので色々と工夫をしてみましたが、お客様にはどのように感じられたのでしょうか。

今後も初めて能を観る方に能を面白く観て頂けるように工夫を重ねて色々な企画をして参りますので、皆様の御意見をお待ち申し上げております。

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「葵上」シテ 中森貫太

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「葵上」ツレ 中森健之介

(写真撮影:駒井壮介)

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2011年6月 7日 (火)

野宮

昨日の県民能は無事に終了いたしました。久しぶりの「野宮」でしたがやはり大曲ですね!初めて能をご覧になるお客様が多かったのでかなり省略を入れ80分くらいの上演時間でしたが・・・・疲れました。

「合掌留(がっしょうどめ)」の小書を附けていたしましたが、前シテを榊から水桶にしたのが目新しかったですね。トメも橋掛かりに行って二之松でいたしました。

今月は源氏物語の「車争い」をテーマに企画を組んでみました。今度は19日に国立能楽堂で「葵上(あおいのうえ)」を勤めます。この日は作家の林望氏(リンボウ先生)をお招きして「ヒューマニズムの表現としての能」と言う講演をしていただき、能の草創期の作品で一般庶民にウケを狙った作品の「自然居士(じねんこじ)」を兄弟子五木田三郎師に勤めて頂きます。

この曲は本当に謡いっぱなし、舞通しのシテが忙しい曲で「能は動かない」と言うイメージを変えられる名曲です。また私の勤める「葵上」はそのずっと後に作られ、武士を観客層とした時代に作られた、源氏物語を題材にした人気曲です。

まだまだチケットもございます。どうぞ皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

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(「野宮」後シテ 写真撮影:駒井壮介氏)

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