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2012年4月10日 (火)

すっかりご無沙汰でした

最近フェイスブックにハマっていたので全然更新していませんでした・・・大変失礼いたしました。

今年も早4月に入り、公益財団法人鎌倉能舞台も平成24年度に入りました。来月6日には早速第1回の公演がございます。

5月6日は「子供の日」に因んで能の子役である「子方」を特集した企画公演となります。(5日には恐らく鎌倉中大渋滞でお客様も出演者も辿り着けないとの判断でした)

私は朝の部で「橋弁慶」のシテを勤めます。皆様お馴染み「京の五条の橋の上~」の童謡でも有名な牛若丸と弁慶の戦いを描いた曲ですが、この曲子方が居ないと絶対に出せません!私も次男(現在21歳)が子方時代に勤めて以来なので10年ぶり位になります。

今回は知人のお子さんでこの春に小学校2年生になった片倉翼くんと言う男の子をお稽古するようになって久しぶりに出せるようになりました。なかなかセンスのある期待の新人子方です。子方って自分が教えないと細かいタイミングが合わない場合でもシテが合わせなくてはならないのでやりずらいんです・・・だからこれから暫く頑張って勤めてくれればと思っています。

昼の部は「歌占(うたうら)」を鎌倉能舞台初登場の「寺澤幸祐」師をシテにお迎えして上演いたします。寺澤師は京都・井上家門下で関西を中心に活躍されている若手です。ここ数年お付き合いがございましたので今回県民能にご出演をお願いしましたところ快くお越しいただけることになりました。

同じ観世流でも家が変われば型も雰囲気も変わります。京都の観世流と東京の観世流の違いを是非見比べてみてくださいませ♪そして当日の子方はお嬢さんの杏海さん(小学校5年生)を、小鼓を奥様の久田陽春子師が勤めます。親子揃っての舞台も珍しいですよ!

歌占は伊勢国の神主度会の某が諸国を修行中に突然死して数日後に蘇った。その時に地獄の有様を目の当たりにして恐怖の余り髪の毛が真っ白になり、記憶も無くして弓に附けた短冊の和歌で占いをする歌占をしながら加賀国で某を探していた我が子と巡り会うというお話です。

その地獄の有様を語る「クセ」という部分が「三難クセ」と言われる能の中でも最も難しいとされる三番の一つで、今回私が地頭を勤めて謡います。

連休最終日は鎌倉も少しは落ち着くと思いますので、ぜひゆっくりと舞台をお楽しみくださいませ!ご来場を心よりお待ち申し上げております。

 

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